妊娠すると出産までの間にいくつかのイベントがあります。
そのうちの一つが戌の日に行う安産祈願です。
私も1人目を授かった時に同じ悩みを抱えていました。
そもそも戌の日とはどんな意味があるのでしょうか。
今回はそんな疑問を持つ方のために、戌の日の安産祈願について徹底解説します。
戌の日(いぬのひ)ってなに?
戌の日というのは、十二支の戌に当たる日のことです。
日付にも干支が存在し、戌の日は12日に一度訪れます。
犬は多産でお産が軽いことから、安産の象徴とされてきました。
そのため、妊娠して5か月目(16週)の安定期に入って最初の戌の日に神社で安産祈願を行うのがいいと言われています。
戌の日カレンダー【2023年】
6月21日(水)/7月3日(月)、15日(土)、27日(木)/8月8日(火)、20日(日)/9月1日(金)、13日(水)、25日(月)/10月7日(土)、19日(木)、31日(火)/11月12日(日)、24日(金)/12月6日(水)、18日(月)、30日(土)
※ 大安
戌の日に行けないときは?
安産祈願は必ずしも最初の戌の日じゃないとダメということはありません。
あくまで目安であり、またいつまでに終えなければならないという決まりもないので、妊娠中も仕事を続けている人やまだ体調が落ち着いていない人は自分の体と相談することが大切です。
持ち物は?
・腹帯(はらおび)
腹帯とはお腹を支えるためにお腹に巻く帯のことです。
昔は妊婦の実家が用意するものとされてきましたが、最近では種類も多いため自分で購入するケースも増えてきているようです。
また、神社によっては用意されている場合もあるので、前もって確認しておいたほうがよいでしょう。
・初穂料
神社にご祈祷のお礼として初穂料を納めます。
安産祈願の場合、初穂料の相場は5,000~10,000程度です。
しかし、腹帯が用意されてある場合は、相場より高くなる可能性もあります。
腹帯同様、問い合わせしておくことをお勧めします。
▽初穂料の選び方
安産祈願の際は、紅白蝶結びの水引がついたものを選びましょう。
コンビニなどどこでも販売されているので、気軽に購入することができますよ!
ちなみに、私の場合は腹帯は持参しました!
また、神社のHPに初穂料について記載があったのでその金額(5,000円)をのし袋にいれて納めました。
服装は?
特に正装でなければならないという決まりはありません。
迷った際は男性はスーツ、女性はきれいめワンピースなどが好ましいでしょう。
特に妊婦さんは、お腹が少しずつ膨らんでくる時期でもあります。
身体を冷やさない服装を心がけましょう。
また、転んだら危険なので歩きやすい靴を選ぶようにしてください。
私たちはスーツと紺色のワンピースで参列しましたよ
靴はヒールのないパンプスを履きました!
誰と行くべき?
以前は夫婦、夫の家族、妻の家族で安産祈願を行うケースが多かったようですが、最近では夫婦だけで行う方も増えてきているようです。
仕事の都合がつかなかったり、親族が遠方に住んでいてなかなかタイミングがつかめなかったりすることもあると思うので、両家でよく話し合って決めましょう。
当日の流れ
・神社で受付する
この時に初穂料を納め、順番に呼ばれるので待機します
・ご祈祷を受ける
ご祈祷にかかる時間は、参加人数にもよりますが大体10~30分程度です
・終わったら腹帯や授与品をいただく
といった流れが一般的です。
まとめ
戌の日の安産祈願についてご紹介しました。
安産祈願は赤ちゃんとママが無事に出産を終えられるように祈祷する大事な儀式です。
まだまだ体調の優れないママもいると思うので、無理のない範囲で行いましょう。
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